本記事では、RubyのBIGINブロックとENDブロックの文法について解説します。
BEGINとENDブロックとは
RubyにおけるBEGINブロックには、プログラムを開始する前に実行するものを記述します。
一方でENDブロックには、プログラムを実行した後最後に実行するものを記述します。
BEGIN、ENDはプログラム中に複数使うことができ、BIGINが複数ある場合は宣言した順に実行されます。ENDが複数ある場合は宣言した逆の順で実行されます。
使用例
BEGIN {
puts "千葉"
}
END {
puts "マリーンズ"
}
puts "ロッテ"
# 千葉
# ロッテ
# マリーンズ
*BEGINのブロックが最初に実行され、その後メインのブロック「puts “ロッテ”」が、最後にENDが実行されます。
puts "マリーンズ"
BEGIN {puts "千葉"}
BEGIN {puts "ロッテ"}
# 千葉
# ロッテ
# マリーンズ
END {puts "マリーンズ"}
END {puts "ロッテ"}
puts "千葉"
# 千葉
# ロッテ
# マリーンズ
*BEGINが複数ある場合は宣言した順に、ENDが複数ある場合は宣言した逆の順に実行されます。