今回は「pry-rails」というGemをDockerで立ち上げてるRailsプロジェクトに導入する手順をまとめました。
pry-rails導入前の状態
$ docker-compose run web rails console
Running via Spring preloader in process 20
Loading development environment (Rails 6.1.4.1)
irb(main):001:0>
docker-composeコマンドを使ってRailsコンソールを起動させると、Railsにデフォルトで付いているREPLであるirbが起動します。
これをirbではなくpryが起動するようにします。
pry-railsを導入していく
【①Gemfileにpry-railsを追加】
group :development, :test do
gem 'pry-rails' // 追記
end
Gemfileのdevelopment(開発環境)の欄に「gem ‘pry-rails’」と追記します。
【②bundle installを実行】
$ docker-compose run web bundle install
ターミナルでDockerのコンテナ名を指定してbundle installコマンドを実行します。
【③docker-compose buildを実行】
$ docker-compose build
上記のコマンドを実行して、Gemfileの変更をDockerのコンテナの方にも反映させます。
以上でpry-railsの導入は完了です。
Railsプロジェクトでpryを使ってみる
ターミナルで以下のコマンドを実行します。
$ docker-compose run web rails console
Running via Spring preloader in process 27
Loading development environment (Rails 6.1.4.1)
[1] pry(main)>
irbではなくpryが起動すれば、特に問題なく導入できています。