JavaScriptでは、比較演算子を使用することで、変数や値の同値性や大小関係を判定することができます。
比較演算子には以下があります
- 等しい:
==
- 厳密に等しい:
===
- 等しくない:
!=
- 厳密に等しくない:
!==
- 大なり:
>
- 大なりイコール:
>=
- 小なり:
<
- 小なりイコール:
<=
例:
let num1 = 5;
let num2 = "5";
console.log(num1 == num2); // true
console.log(num1 === num2); // false
等しい演算子(==)は、値が等しいかどうかを判断します。一方で厳密に等しい演算子(===)は、値と型が等しいかどうかを判断します。
また、上記の例で、等しい演算子(==)は、num1とnum2が等しいと判断し、trueを返します。一方で厳密に等しい演算子(===)は、num1とnum2が同じ値であるだけでなく、同じ型であることも判断し、falseを返します。
比較演算子は、if文やwhile文などの条件式で使用することができ、比較結果に応じて処理を分岐することができます。
また、比較演算子の結果は真偽値(true or false)を返します。 真偽値は、真(true)または偽(false)の2つの値のみを持ち、プログラムの条件分岐やループ処理などで使用されます。
let num = 5;
if (num > 0) {
console.log("The number is positive.");
}