【JavaScript】slice()を使って文字列の一部を切り取ってみよう!

JavaScript

JavaScript String型のslice()メソッドとは

JavaScriptにおけるString型のslice()は、文字列の[startIndex]番目から[endIndex]番目までの部分文字列を返すメソッドです。

let substring = 文字列.slice(startIndex, endIndex);

第1引数のstartIndexは文字列の抽出を開始するインデックス(位置)であり、0から始まります。

第2引数のendIndexは、slice()が抽出の終了を表すインデックスです。また、抽出された文字列にはendIndexの位置にある文字は含みません。

String型のslice()メソッドにおけるポイント&注意点

slice()メソッドを使用する際は以下の3点に気をつけましょう。

  • endIndexを省略すると、slice()は文字列の末尾まで抽出する
  • startIndexやendIndexが負の値の場合、slice()は 文字列の長さ + startIndex または 文字列の長さ + endIndex として扱う。
  • slice()は、文字列から抽出された部分文字列を含む新しい文字列を返す

slice()メソッドを使ったコード例

文字列の一部を抽出する

以下は、slice()を使って、’baseball’という文字列から’ball’の部分だけを切り取る例です。

let sampleString = 'baseball'
let resultString = sampleString.slice(4, 8)

console.log(resultString) // 'ball'

メールアドレスのローカル部分を取得する

slice()メソッドとindexOf()メソッドを使用することで、以下のようにメールアドレスのローカル部分(ドメインではない部分)を取得することができます。

let email = 'tanaka@example.com'
let localPart = email.slice(0, email.indexOf('@'));

console.log(localPart); // tanaka

なお、indexOf()メソッドについては以下で詳しく解説しています。
》【JavaScript】indexOf()で文字列を検索する方法をわかりやすく解説

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