TypeScriptで関数宣言をする時、型を指定する部分は【引数】と【返り値】です。
例えば二つの数値を引数に取って合計の値を返す関数の場合、以下の書式で記述します。
function 関数名(引数1: 型, 引数2: 型): 返り値の型 {
return 引数1 + 引数2
}
実際にコードを書いてみるとこうなります。
function add(number1: number, number2: number): number {
return number1 + number2
}
試しに値を入れて実行してみます。
const result = add(3, 5)
console.log(result) // 8
ちなみに、返り値の型は書かなくても動きます。
しかし個人的には返り値の型が記述されていた方が、どんな役割の関数なのか理解するのが容易ですし、他のエンジニアの方が見た時の認知負荷も下げられます。
明示的な型の記述はドキュメント的な役割も担ってくれるため、なるべく型は書くべきだと思います。