Railsの開発でpryが使いたい
Railsアプリを作ってコンソールを開くと、デフォルトの対話型実行環境である「irb」が起動する。
しかし同じRubyの対話型実行環境で、irbの上位互換がある。
その名も「pry(プライ)」。
pryがirbより優れている点は以下の通り
- シンタックスハイライト(カラフルに色がついて見やすい)
- データが綺麗に整理されて縦並びになる(シンプルに見やすい)
- エラーが発生した時に発生箇所を特定しやすい
- 便利なデバックツールが使える
irbからpryに変えることでRails開発の効率が一気に上がると個人的には思ってる。
ので、今回はirbからPryに変える方法を紹介する。
といってもあっという間。
pry導入方法
現在はrails newしたばかりなので一度確認してみると、irbになっている。
$ rails c
Running via Spring preloader in process 20614
Loading development environment (Rails 6.1.4.1)
irb(main):001:0>
Pryを導入するには、gemをインストールする必要があるので、以下をGemfileに追記する。
gem 'pry-rails'
あとは以下のコマンドでインストールを実行するだけ。
bundle install
確認してみると、
$ rails c
Running via Spring preloader in process 26385
Loading development environment (Rails 6.1.4.1)
[1] pry(main)>
Pryに変わっている。完了。