[Python] リストを一括処理するためのforEachとmapの使い方を解説

Pythonでリストを一括処理するためのforEachとmapの使い方

PythonにはforEach()やmap()といったJavaScriptにあるようなリストを一括処理するための関数はありませんが、forループやリスト内包表記を使って同様の処理を行うことができます。

my_list = [1, 2, 3, 4, 5]

# リストの要素を1つずつ処理する
for item in my_list:
    print(item)

この例では、forループを使ってリストの要素を1つずつ処理し、それぞれの要素を出力しています。

リスト内包表記を使ったリストの一括処理は、以下のように書くことができます。

my_list = [1, 2, 3, 4, 5]

# リストの要素を2倍にする
new_list = [item * 2 for item in my_list]
print(new_list) # 出力: [2, 4, 6, 8, 10]

この例では、リスト内包表記を使ってリストの各要素を2倍した新しいリストを作成しています。リスト内包表記は、forループと同じようにリストの各要素を処理することができます。

ただし、注意点としては、map()関数を使って同様の処理を行うこともできます。map()関数は、リストやイテラブルオブジェクトの各要素に対して関数を適用し、その結果を新しいリストとして返します。以下は、map()関数を使った例です。

my_list = [1, 2, 3, 4, 5]

# リストの要素を2倍にする
new_list = list(map(lambda x: x * 2, my_list))
print(new_list) # 出力: [2, 4, 6, 8, 10]

この例では、map()関数を使ってリストの各要素を2倍し、新しいリストを作成しています。map()関数は、第1引数に適用する関数を、第2引数に対象のリストやイテラブルオブジェクトを指定することで、簡単に一括処理を行うことができます。