本記事では、TypeScriptの数値型について詳しく解説していきます。
TypeScriptのnumber型
以下は、TypeScriptのコードで浮動小数点値を保持する変数の宣言方法です。
let n: number
price変数を数値で初期化することもできます。
let n = 2.4;
JavaScriptと同様、TypeScriptは10進数、16進数、2進数、8進数の数値リテラルをサポートしています。
10進数
以下は、10進数の値です。
let age: number = 20;
let a: number = 55,
b: number = 184;
2進数
2進数では,先頭の0に続いて小文字または大文字の “B “を使用します。
let test1 = 0b100;
let test2: number = 0B010;
8進数
8進数では、先頭の0に続いてo(ES2015以降)0oという文字が使われます。
0o以降の桁は、0から7の範囲の数字です。
let sampleOctal: number = 0o10;
16進数
16進数では、先頭に0をつけ、その後に小文字または大文字のX(0xまたは0X)を使用します。
0xの後の数字は、(0123456789ABCDEF)の範囲内でなければなりません。
let num: number = 0XA;
JavaScriptには、非プリミティブなボックス型オブジェクトを指すNumber型(アルファベットは大文字のN)がありますが、TypeScriptでは、このNumber型をできるだけ使わない方がいいです。
Bigint型の数値
bingint型のリテラルは、次のように整数リテラルの最後にn文字がある。
let bigNumber: bigint = 24484859006938243n;