コンソールにデータを出力することは、コードのデバッグに役立つだけでなく、良いコードを書くためにも必要不可欠な作業です。
本記事では、GoLangのPrintln()関数について解説していきます。
Golang Println()メソッドの構造
Println関数の構造は以下のとおりです。
fmt.Println(...interface{})
上記からも分かるように、任意の型の可変個数の引数を取るということができます。
この関数は、デフォルトの文字列フォーマットで型をフォーマットし、プリントされたものをコンソールに出力します。
プリント後、改行されます。
Println()関数での空白文字の挿入
関数内で複数の値が指定された場合、それらの値の間に自動的に空白が挿入されます。
package main
import (
"fmt"
)
func main() {
fmt.Println("Hello", "World") //Hello World
}
Println()関数で値を表示する
この関数で指定された値は、デフォルトのプリント書式でプリントされます。
fmt.Println(98) // 98
fmt.Println(342.871) // 342.871
Println関数のメリットとは
Println関数は、他の関数に比べていくつかのメリットがあります。
- 指定されたすべての型を自動的にフォーマットします
- 表示後に改行を追加する
- 引数をいくつでも取ることができ、それらを連続的にプリントします。
これはデバッグの際にかなり便利で、フォーマット指定子を全く知らないで値を表示したい場合、時間を節約することができます。