テックキャンプ(Tech Camp)とは?
テックキャンプ(Tech Camp)とは、株式会社divが運営しているプログラミングスクールです。
テックキャンプを運営する株式会社divについての基本情報は以下の通りです。
会社名 | 株式会社div |
代表者 | 代表取締役 真子就有 取締役 新保麻粋 取締役 CFO 石原圭 取締役 内藤誠 |
所在地 | 東京都渋谷区円山町19番1号渋谷プライムプラザ12階 |
設立 | 2012年3月22日 |
資本金 | 1億円 (2020年12月末時点) |
プログラミングについて興味がある方であれば一度は耳にしたことがあるサービス名かもしれませんね。
今回はこのテックキャンプの特徴について詳しく見ていきましょう。
テックキャンプ(Tech Camp)の基本情報を総まとめ
テックキャンプ(Tech Camp)で学べるプログラミング言語は?
テックキャンプ(Tech Camp)で学べる言語、スキルは以下の一覧の通りです。
- HTML/CSS
- Ruby/Ruby on Rails
- JavaScript
- SQL(データベース)
- AWS(インフラ)
- GitHub(ツール)
- Python(テックキャンプ教養のみ)
テックキャンプ(Tech Camp)で選べるコースは?
テックキャンプ(Tech Camp)には、テックキャンプエンジニア転職(エンジニア転職を目指すコース)と、テックキャンププログラミング教養(プログラミングの基礎を学びたいコース)が存在します。
まずはテックキャンプエンジニア転職の二つのプランを紹介します。
テックキャンプエンジニア転職には、「短期集中スタイル」と「夜間・休日スタイル」があります。
- 「短期集中スタイル」とは、平日も毎日勉強できる方向けのプランで、最短10週間でカリキュラムが終了します。(1日12時間×週5日)
- 「夜間・休日スタイル」とは、仕事をしながら平日の夜や休日に勉強したい方向けで、半年でエンジニアを目指すプランです。
続いてテックキャンププログラミング教養のプランについて紹介します。
テックキャンプ教養は、月額制で以下のコンテンツが学び放題のコースです。
コンテンツ | 内容 |
Webサービス開発 | HTML/CSS, Ruby on Rails, JavaScript, SQLを学び、Webサービスの作成を通して教養としてプログラミングを学べる。 |
オリジナルサービス開発 | Gitを使ってソースコードの管理をしながら、自分だけのオリジナルWebサービスを作成し、サービス作成の流れを学べる。 |
DXプログラミング | Pythonを使ってExcelファイルの操作やインターネットからの情報取得の自動化を学ぶことができ、仕事にプログラミングを活かしたい方向け。 |
AI(人工知能)入門 | Pythonを使ったプログラミングの概念と文法を理解し、複雑なデータの分析ができるように技術を身につけることができる。 |
デザイン | デザインの基礎知識を学びながら、IllustratorやPhotoshopといったデザインツールを扱えるようになる。 |
これらのカリキュラムは、プログラミングの基礎を学びたい方向けであり、本気でエンジニアへの転職を目指す方であればテックキャンプエンジニア転職コースをお勧めします。
テックキャンプ(Tech Camp)の料金は?高い?
テックキャンプの受講料は結論、比較的高いです。
テックキャンプエンジニア転職の料金表はこちら。
プラン | 分割回数 | 初回支払い | 2回目以降 |
短期集中スタイル | 48回 | 20,380円 | 19,600円 |
38回 | 26,190円 | 23,900円 | |
24回 | 34,253円 | 32,800円 | |
12回 | 60,722円 | 59,800円 | |
6回 | 114,487円 | 114,100円 | |
一括 | 657,800円(給付金適応後:実質197,340円) | ||
夜間・休日スタイル | 24回 | 45,137円 | 43,800円 |
12回 | 80,032円 | 79,900円 | |
6回 | 152,590円 | 152,300円 | |
一括 | 877,800円(給付金適応後:実質317,800円) |
分割の場合、毎月継続して支払う必要があります。
続いてテックキャンププログラミング教養の料金はこちら。
金額 | |
入会金(税込) | 217,800円 |
月額(税込) | 21,780円(初月無料) |
テックキャンプ(Tech Camp)に対面授業はある?
テックキャンプ(Tech Camp)は現在対面での授業は行っていません。
オンラインで完結するので、通う必要がなくどこにいても受講することができますね。
ただオンラインでは集中できないという人にとっては、学習は難しいかもしれません。
テックキャンプ(Tech Camp)ではどんな人から学べる?
結論、メンターはプロのエンジニアもいれば、学生のメンターもいます。
「え、学生のメンターって本当に大丈夫??」と不安に思う方もいるでしょう。
もちろんプロの現役エンジニアは知識が豊富で、より技術がつきやすいと考えるのが普通です。しかし、知識が豊富であるのと「わかりやすく教えてくれる」はまた別です。
実務経験が豊富でも教え方が下手であれば、身につくものも身につきません。
その点テックキャンプのメンターは、受講生にわかりやすく教えることに重点を置いており、厳しい審査を通ったメンターが在籍しています。
なので学生だからといって不安に思う必要はないでしょう。
テックキャンプ(Tech Camp)には無料説明会はあるの?
テックキャンプエンジニア転職、プログラミング教養どちらも無料オンラインカウンセリングがあります。
自分が希望する日にちを設定して、フォームから申し込むことができます。
「IT業界に興味はあるが、ほとんど知識がない」「プログラミングを学びたいが、どう学んでいいかわからない」といった悩みがある方にはおすすめで、どんなことでもオンラインでプロのカウンセラーが答えてくれます。
また、プログラミング教養の方はオンラインまたは教室で無料の説明会が受けられます。
無料説明会ではサービスの概要から、テックキャンプについて詳しく知ることができます。
また参加した方には受講料が安くなるといった特典がつくので、入会を検討している方は一度参加してみるのもありですね。
テックキャンプ(Tech Camp)で学ぶと転職・キャリアサポートは付いてくる?
テックキャンプエンジニア転職では、転職が決定するまで専属のキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートしてくれます。
転職するにあたって悩みや相談事は多くなると思います。そんな中専属のキャリアアドバイザーがマンツーマンで相談に乗ってくれるのは心強いですよね。
また万が一転職ができなかった場合は、全額返金保証もついています。
転職が成功するまで徹底的にサポートしてくれるので、安心して学ぶことができますね。
テックキャンプ(Tech Camp)のメリットを全て解説!
メリット1:最短10週間でスキルを身につけることができる
テックキャンプのコースには、最短10週間で学べる「短期集中スタイル」があります。
どうしても勉強は継続して続けられないという方もいるでしょう。そんな方は10週間時間を空けてプログラミングの勉強に使ってみることで、集中して続けられるかもしれません。
長々と勉強を続けるよりもこの期間徹底的に勉強したいという方におすすめです。
また早くスキルを身につけてエンジニアとして転職したいという方にもおすすめですね。
一方で今やっている仕事と両立して学びたいという方には「夜間・休日スタイル」があります。
仕事の終わった夜や、休日に時間をとって勉強することができます。
このようにその人の学習スタイルに合わせてコースを選択することができるのはメリットの一つですね。
メリット2:オンライン完結で学ぶことができる
テックキャンプは現在オンライン完結でプログラミングを学ぶことができます。
オンラインなので、日本国内どこにいてもカリキュラムを勧めることができますね。
またわざわざ教室まで通うこともないので時間の短縮にもなります。
オンラインであってもビデオ通話でメンターに質問もできるので、十分すぎるほど学ぶことができますね。
メリット3:サポート体制が徹底されている
テックキャンプには以下のスタッフが徹底的にサポートしてくれます。
- プログラミング講師
- ライフコーチ
- キャリアアドバイザー
プログラミングをマンツーマンで教えてくれる講師と、学習状況やメンタルをサポートしてくれるライフコーチ、そして転職のサポートをしてくれるキャリアアドバイザーの3人がついてくれます。
本気でエンジニアを目指したい方にはかなり心強いサポート体制ですよね。
またメンターにオンラインでの質問も可能であり、エンジニア転職コースであれば毎日11時から22時までの間何度でもビデオ通話で質問できるので、未経験でも不安は軽くなりますね。
メリット4:未経験でもカリキュラムがわかりやすい
テックキャンプのカリキュラムは、なんといってもプログラミング言語Rubyの開発者であるまつもとゆきひろ氏が監修している点が大きなメリットです。
プログラミング言語の開発者が監修しているので、未経験であってもわかりやすい内容になっています。
またカリキュラムのこだわりとして、現場で使える実務レベルの技術が身につくことが挙げられます。
カリキュラムの中で、サービスを開発しリリースまで経験することで、実際にエンジニアとして働くときに必要なスキルを身につけることができます。
ただプログラミングを学ぶだけよりも、実際の開発に近いことを経験する方が転職の圧倒的近道です。
メリット5:全額返金保証制度
テックキャンプには以下のような全額返金保証があります。
- 無条件返金保証(エンジニア転職):学習開始から14日以内であればどんな理由でも全額返金
- 無条件返金保証(プログラミング教養):学習開始から7日間であれば受講料を全額返金
- 転職返金保証:内定が出なかった際には受講料を全額返金
もしプログラミングを学習してみて合わないなと感じる方には、一定期間内であれば全額返金してくれます。
またテックキャンプは転職が成功するまで、マンツーマンでキャリアアドバイザーからの徹底的なサポートが受けられますが、もし内定が出ない場合受講料を全額返金してくれます。
これらの制度があることで、安心して学ぶことができますね。
テックキャンプ(Tech Camp)のデメリットも全て解説!
デメリット1:料金が高い
テックキャンプは料金が他のプログラミングスクールと比べても比較的高いです。
スクール名 | 受講料金(4週間) |
Tech Camp(教養) | 23万9,580円~ |
SAMURAI ENGINEER | 16万5,000円~ |
Code Camp | 19万8,000円~ |
Tech Boost | 19万4,040円~ |
テックアカデミー | 17万4,900円~ |
テックキャンプエンジニア転職の方は、分割にすることで年利19.8%がつくので、その点が高いと感じられるのでしょう。
またプログラミング教養の方は、入学金の217,800円(税込)が高いと感じる方が多いです。
しかし、しっかりとしたサポート体制と転職保証がついているので、他と比べて少し高くてもエンジニアに転職してしまえばすぐに取り返せます。
デメリット2:カリキュラムをこなすのがキツい
テックキャンプの「短期集中スタイル」は最短10週間でエンジニアのスキルを身につけられるコースです。
しかし、最短10週間でこなすには、1日12時間×週5日の学習スケジュールを10週間集中して続けなければなりません。
未経験にとってはカリキュラムをこなすにはキツいと感じる方もいるそうです。
しかし、これをしっかりこなせばエンジニアとしての技術は身に付きますし、転職へも近づきます。
エンジニアになることはそんなに楽じゃないということですね。
テックキャンプ(Tech Camp)の良い評判・口コミを全部紹介します!
テックキャンプの良い評判をまとめました。
学習カリキュラムがが充実していて非常に良かったです。未経験でもこなせる内容だったのですごく身に付きました。
仕事をしながらの学習だったのですが、自分の学習ペースに合わせてカリキュラムをこなすことができたので良かったです。
ほかにも、、
- 専属のメンターがついてくれるので心強い
- わからない点を質問すると丁寧に答えてくれる
- キャリアアドバイザーの方から面接対策や履歴書の作成のアドバイスが聞けて良かった
と人によって様々ありましたが、特に「学習カリキュラムがわかりやすい」「サポートが徹底している」点が目立ちました。
テックキャンプ(Tech Camp)の悪い評判・口コミを全部紹介します!
料金が割高なのに、転職先がなかなか見つからなくて苦労しました。
プログラミングの基礎は身に付きますが、カリキュラムの内容は未経験向けで私にとっては少し物足りなかったです。
ほかにも、、
- 転職サポートはある程度ITに関する経験や知識がないとなかなか紹介してもらえない
- 転職サポートのメンターの質にばらつきがあり困った
- オンラインでの質問は、質問が集中していると講師が足りず待たされることがあった
と様々な意見がありましたが、特に目立つデメリットとしては「料金が高い」「学べる内容が物足りない」という点た見受けられました。
テックキャンプ(Tech Camp)の評判やメリット・デメリットを総まとめ
メリットをまとめると、
- 学習カリキュラムがわかりやすく、未経験でもこなせる
- 自分の学習ペースに合わせて無理なく学ぶことができる
- キャリアサポートが充実しており心強い
一方デメリットは、
- 料金が比較的高い
- 学習カリキュラムが人によっては物足りない
- キャリアアドバイザーの質にばらつきがある
とそれぞれ調査してあげてみましたが、感じることは個人それぞれあると思います。
まずは無料のカウンセリングや説明会に参加してみて、知ってみることから初めてみましょう!