テックアカデミー(TechAcademy)とは?
テックアカデミー(TechAcademy)とは、キラメックス株式会社が運営しているオンライン制のプログラミングスクールです。
テックアカデミー(TechAcademy)の運営会社についての基本情報は以下の通りです。
会社名 | キラメックス株式会社 |
代表者 | 代表取締役社長 樋口 隆広 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷1-17-4 PMO渋谷8F |
設立 | 2009年2月2日 |
資本金 | 4,800万円(資本準備金を含む) |
親会社 | ユナイテッド株式会社(東京証券取引所マザーズ市場) |
プログラミングをやってみようと考えた方は、一度でも耳にしたことがある名前かもしれませんね。
今回はこのテックアカデミー(TechAcademy)の特徴についてまとめていきます。
テックアカデミー(TechAcademy)の基本情報を総まとめ
テックアカデミー(TechAcademy)で学べるプログラミング言語は?
テックアカデミー(TechAcademy)で学べるプログラミング言語は以下の通りです。
- Ruby
- PHP
- HTML/CSS
- JavaScript
- Python
- Swift
- Kotlin
- Unity
- Java
それぞれコースと一緒に解説します。
テックアカデミー(TechAcademy)で選べるコースは?
上記で見てもらった通り、テックアカデミーには学べる言語が豊富で、それに伴いコースもたくさんあります。
言語 | コース |
Ruby | ・Webアプリケーションコース ・Webアプリ実践ポートフォリオコース(Rails) |
PHP | ・PHP/Laravelコース ・WordPressコース ・はじめてのプログラミングコース |
HTML/CSS | ・はじめてのプログラミングコース ・フロントエンドコース |
JavaScript | ・フロントエンドコース |
Python | ・Pythonコース ・AIコース ・データサイエンスコース |
Swift | iPhoneアプリコース |
Kotlin | Androidコース |
Unity | Unityコース |
Java | Javaコース |
プログラミングだけでもざっと14種類のコースがあります。
*上記のように、複数コースを持つ言語がいくつかありますが、専門的に学びたいという方は次のコースを選んだ方が良さそうです。
- Ruby → Webアプリケーションコース
- PHP → PHP/Laravelコース
- HTML/CSS → はじめてのプログラミングコース
- Python → Pythonコース
コースが豊富なので、自分が学びたい言語について専門的に学ぶことができますね。
それぞれコースの特徴は以下にまとめました。
コース名 | 特徴 | |
Webアプリケーションコース | Ruby on Rails、HTML/CSSを使ってオリジナルのWebサービスを開発できる。 | |
Webアプリ実践ポートフォリオコース(Rails) | Ruby on Rails中級者向けで、テスト駆動開発やデータベース設計を学びながらオリジナルWebサービスを開発できる。 | |
PHP/Laravelコース | PHP、フレームワークLaravelについて学び、オリジナルWebサービスを開発できる。 | |
WordPressコース | WordPressを利用したWebページ制作について学べる。 | |
はじめてのプログラミングコース | プログラミング未経験者向けに、簡単なWebページ作成を通して基礎の構造から学ぶことができる。 | |
フロントエンドコース | JavaScriptのjQueryを利用しWebサービスの開発を通してフロントエンドについて学ぶことができる。 | |
Pythonコース | Pythonの基礎構文から学び、画像を解析して分類するといった実践に近い形のカリキュラムが用意されている。 | |
AIコース | 機械学習や人工知能の仕組みについて、実践に近い形式でスキルを身につけることができる。(中級者向け) | |
データサイエンスコース | 統計学を基礎から学び、Pythonを使って様々なモデルを構築しデータ分析する方法を習得できる。(中級者向け) | |
iPhoneアプリコース | 開発を支えるツールについても学びながら、Swiftを使ってオリジナルアプリを開発できる。 | |
Androidコース | 開発を支えるツールについても学びながら、Kotlinを使ってオリジナルアプリを開発できる。 | |
Unityコース | Unityや併せてC#について学びながら、ゲームアプリの開発を通してスキルを身につけることができる。 | |
Javaコース | Java Servlet/JSPを基礎から学び、実際にJavaを使ったWebアプリケーションを開発することができる。 |
どのコースにも共通して言えるのは、実戦を見据えたサービスの開発までカリキュラムとしてしっかり組まれていることです。
テックアカデミー(TechAcademy)の料金は?高い?
4週間プラン | 8週間プラン | 12週間プラン | 16週間プラン | |
料金(税込) | 社会人:174,900円 学生:163,900円 | 社会人:229,900円 学生:196,900円 | 社会人:284,900円 学生:229,900円 | 社会人:339,900円 学生:262,900円 |
メンタリング | 7回 | 15回 | 23回 | 31回 |
チャットサポート | 15~23時(8時間) | 15~23時(8時間) | 15~23時(8時間) | 15~23時(8時間) |
学習時間の目安(1週間) | 40~50時間 | 20~25時間 | 14~18時間 | 10~13時間 |
基本的にはどのコースもこれらのプランから選ぶことができます。
*ただし、Webアプリ実践ポートフォリオコース(Rails)は16週間プランがありません。
プランによってカリキュラムの内容が異なるというわけではありません。
個人的には短期間に集中して取り組む4週間プランがお得なのでおすすめです。
料金は結論から言うと比較的安いです。
というのも以下の表を見ていただけると、テックアカデミーよりも安いところはありますが高いところはもっと高かったりするので、17万4900円~は比較的安いと言えるでしょう。
スクール名 | 受講料金(4週間) |
テックアカデミー(TechAcademy) | 17万4,900円~ |
SAMURAI ENGINEER | 16万5,000円~ |
Code Camp | 19万8,000円~ |
Teck Boost | 19万4,040円~ |
Tech Camp | 23万9,580円~ |
テックアカデミー(TechAcademy)に対面授業はある?
完全オンラインです。
ですので、国内海外どこにいても受講することができます。
逆にオンラインが苦手で対面でどうしても受講したいという方は厳しいかもしれません。
テックアカデミー(TechAcademy)ではどんな人から学べる?
テックアカデミーは、実務経験者の中から選ばれた講師(メンター)から学ぶことができます。
というのもテックアカデミーのメンターは、
- メンターは実務経験者のみ
- 通過率10%の選考を通過している
厳しい選考を通過した講師から学べるので、適切なサポートが受けられそうですね。
一方他のプログラミングスクールでは、アルバイトの学生がメンターにつくことがあります。
その点テックアカデミーはプロのエンジニアから学ぶことができるので、安心して学ぶことができます。
実務経験がある講師から学ぶことが、スキルの習得への圧倒的近道であることは間違いありません。
テックアカデミー(TechAcademy)には無料説明会はあるの?
オンラインの説明会はありませんが、無料説明会動画を見ることができます。
テックアカデミーで「どのような流れで学ぶのか」「学習する際のよくある悩み」等を知ることができます。
また実際に体験してみたいという方向けに、テックアカデミー無料体験を開催しています。
無料体験ではメンターとの相談から、実際に申し込みから1週間の間オンライン教材のカリキュラムを体験することができます。プログラミングの基礎を学びながら、簡単なアプリまで作ることができます。
「意外と入ってみたら想像と違ってがっかりした」といったこともあるので、一度体験してみることをお勧めします。
テックアカデミー(TechAcademy)で学ぶと転職・キャリアサポートは付いてくる?
結論、受講者限定で転職支援のサービスがあります。
全てのコースについてくるキャリアサポート「TechAcademy キャリア」です。
流れとしては、プロフィール等を登録しそのプロフィール宛にスカウトや求人が届きます。その後面接などを通して内定をもらうといった形です。未経験転職者の場合は無料でコンサルタントとの相談も可能です。
受講修了後、身につけたスキルを使って就職や転職を考えている方におすすめですね。
また、副業やフリーランスを目指す方向けにも「TechAcademy ワークス」という転職支援サービスがあります。
こちらは、テックアカデミーが副業案件を企業から募集し、無料で紹介するというサービスです。利用は副業関連のコース受講者のみですが、現役エンジニアのメンターが納品までサポートしてくれる点や学びながら案件をこなせるので、実務経験がつめるといったメリットがあります。
1人ではなかなか不安で手を出せないという案件でも、現役のエンジニアのメンターがついてくれるのは心強いですね。
もう一つ、転職支援サービスの「TechAcademy Pro」(エンジニア転職保証コース)もあります。
このコースは、プログラミング学習とキャリアサポート、転職保証が全てついてくるコースです。
16週間プランで、437,800円(税込)と少し値段は上がりますが、学習カリキュラム受講後内定が出なければ受講料を全額返金してくれます。
本気でエンジニア転職を目指していて、早くに内定が欲しいという方にはおすすめですね。
テックアカデミー(TechAcademy)のメリットを全て解説!
メリット1:受講できるコースが豊富
前述した通り、学べる言語とそれに伴うコースが非常に豊富です。
紹介したプログラミングの基礎の講座やWordPress、Webデザインだけでなく、動画編集のコースやWebマーケティングのコースと幅広く設けてあります。
また複数のコースを受講するとお得になるセットプランも用意されているため、いろんな技術を学びたい方にはうってつけですね。
自分が学びたい言語やスキルを複数学べるというのは大きな魅力です。
メリット2:カリキュラムはオンラインで完結できる
受講したカリキュラムは全てオンラインで完結します。
ですので、
- 教室に通うのが面倒くさい
- わざわざ通う時間がない
- オンラインでも学ぶ意欲がある
といった方にはおすすめですね。
週2回ビデオ通話でのメンタリングと、チャットサポートがついてくるのでオンラインでもしっかり学べます。
メリット3:選び抜かれたプロのエンジニアから学べる
テックアカデミーのメンターは厳しい選考を通過したプロのエンジニアです。
実務経験も豊富なエンジニアがマンツーマンで徹底サポートしてくれるのは大きなメリットです。
他のプログラミングスクールではなかなかメンタリングができないということもあります。
その点テックアカデミーはチャットでのサポートに併せて、週2回のビデオ通話メンタリングでは技術的な質問だけでなく相談にも乗ってくれるので、学習においても行き詰まりにくいですね。
メリット4:オリジナルアプリを開発できる
プログラミングの学習カリキュラムには、実際にアプリケーション作成を通して学ぶことができます。
ただ学習するだけでなく、実際に開発してみるという経験は非常に大事ですし、エンジニアとして設計し実装するという過程を踏むことで技術力は飛躍的に上がると思います。
また転職する際に自身のポートフォリオとして示すことができますね。
メリット5:転職サポートが充実している
上述しましたが、転職サポートとして全コース共通して無料で受けられる「TechAcademy キャリア」。
これに登録するだけで、企業からのスカウトを待って面接を受けられるのはすごく便利ですね。
実際に自分で企業を調べるだけよりも、様々な企業を見る機会にもなりますし、自分が入りたいと思える企業の選択肢が広がるという点も大きなメリットと言えます。
テックアカデミー(TechAcademy)のデメリットも全て解説!
デメリット1:対面授業はない
テックアカデミーは教室での対面授業はありません。
ですので、
- オンラインでは集中して学べない
- 自主的に学ぶのが得意ではない
という方には厳しいかもしれませんね。
デメリット2:サポート時間が限られている
メンターから受けられるサポートは、
- 週2回約30分のビデオ通話でのメンタリング
- 15時~23時の8時間のチャットでの質問
があります。
ですので朝早くに学習して質問したいと思っても、回答は15時以降になってしまいます。
時間が限られてしまっているのは多少学習する上でのデメリットかもしれませんね。
デメリット3:メンタリング以外では電話でのサポートが受けられない
メンターから受けられるサポート、週2回ビデオ通話のメンタリング以外では、実際に会話での質問やアドバイスを受けることができません。
実際、「会話での質問の方がいいな、楽だな」と感じることがあると思います。
ですので急な用件やチャットでは聞きづらい質問をすぐに聞けないという点では、デメリットとして考えられるかもしれませんね。
テックアカデミー(TechAcademy)の良い評判・口コミを全部紹介します!
テックアカデミーについてのいい口コミをまとめました。
専属のメンターがついてくれるので、相談しながらしっかりカリキュラムをすすめることができました。質問も親切に答えてくれたのですごくよかったです。
プログラミング未経験でしたが、環境構築から始まり自分でアプリケーションの開発ができるようになるまでの、内容の濃いカリキュラムですごく身になりました。
- 専属のメンターがついてくれるので心強い
- 質問がしやすくすごく丁寧にサポートしてくれる
- 全くの未経験だったがカリキュラムが充実していてよかった
- 受付時間内であれば質問の回答がすぐ返ってきてよかった
- とにかくメンターの方の解説がわかりやすい
たくさん口コミがありましたが、特に目立っていたのは「メンターがとにかくいい」でした。
やはり選ばれた経験豊富なメンターなだけあって評価はすばらしいですね。
テックアカデミー(TechAcademy)の悪い評判・口コミを全部紹介します!
一方で悪い口コミもまとめました。
午前中しか学習する時間がなかったので、どうしても聞きたい質問がすぐに返ってこないのは少し不便でした。
初心者の私にとって教材が少し難しかったです。ある程度基本を学んで、できるようになってからやればよかったと思いました。
- 質問の受付時間が15時以降なのが不便
- テキストが初心者にとっては少し難しい
- メンターへの質問の回答が遅い
- メンターには偏りがあり、カリキュラムに即した質問にしか答えてくれない
特に目立っていたのは「サポートの受付時間が制限されている」という点でした。
やはり午前中にしか学習する時間を確保できないという方は、質問ができないというのはデメリットですね。
テックアカデミー(TechAcademy)の評判やメリット・デメリットを総まとめ
メリットを総合してまとめると、
- 厳しい選考を通ったプロのエンジニアから学べる
- 全てオンラインで完結できる
- カリキュラムの内容が充実している
- コースの種類が豊富なので様々なスキルを学ぶことができる
一方デメリットをまとめると、
- 教室での対面授業がない
- メンターからのサポート時間が限られている
- テキストが初心者にとっては少し難しい
- 意欲的に学ぶ人でないと厳しい
といったところでしょうか。
人によって感じ方は違うと思うので、一度説明会動画や無料体験を受けてみるのもいいかもしれませんね。