テックブースト(tech boost)とは
テックブースト(tech boost)とは株式会社Branding Engineerが運営している、オンライン及び対面形式のプログラミングスクールです。
テックブースト(tech boost)の運営会社についての基本情報は以下の通りです。
運営会社名 | 株式会社Branding Engineer |
設立 | 2013年 |
上場日 | 2020年07月07日 |
所在地 | 東京都渋谷区 |
資本金 | 136,301 千円 |
役員 | 代表取締役CEO 河端 保志 代表取締役COO 高原 克弥 社外取締役 長尾 卓(非常勤) |
運営元のBranding Engineer社は未経験からエンジニアを育成するサービスやキャリアサポートを行うサービスを複数展開しており、エンジニア向けの事業に力を入れていますね。
2020年の7月には東証マザーズに上場したということもあり、ここ数年で世間的な知名度と信頼性が上がってきてます。
テックブーストの気になることについて回答します!
学べるプログラミング言語は?
テックブーストで習得できるプログラミング言語は以下の通りです。
- Ruby
- PHP
- Java
- AIコース
- HTML/CSS
- JavaScript
Ruby・PHP・Javaの3つは、Web開発のサーバーサイドで使われるプログラミング言語であり、ここ10年ではトップレベルに人気な言語です。
これらの言語を採用している企業はいまだに多く、転職の求人数やフリーランスの案件数は他のプログラミング言語よりダントツで多いです。
Ruby・PHP・Javaうち1つでも習得できたら、今後エンジニアとして仕事をする上で苦労することは無くなりますね。
また一方で、AIを使用している開発現場はRubyやPHPなどのサーバーサイドと比較するとそこまで多くありません。
なので、あなたが本気でAI人材になりたいと思わないのであればAIコースの受講は控えた方が良く、無難にサーバーサイド言語を勉強すべきです。
選べるコースは?
テックブーストには、
- スタンダードコース
- ブーストコース
という2つのコースがあります。
それぞれの違いをまとめるとこうなります。
スタンダードコース | プログラミングというものに触れて、簡単な機能を作成する。 プログラミングを軽く勉強したい人向け。 |
ブーストコース | ガッツリ開発の勉強をして、カリキュラム内でオリジナルのWebアプリも作る。 エンジニア転職したい人やフリーランスエンジニアになりたい人向け。 |
簡単に言うと、スタンダードコースの方がゆるくて、ブーストコースの方がレベル高いといった感じですね
また、私個人としては、ブーストコースの方が圧倒的におすすめです。
なぜなら、遊びでプログラミングの勉強をしたいという人はいないと思いますし、本気でエンジニア転職を目指すのであればオリジナルのWebアプリを1つでも作るという経験をした方が良いからです。
現役でエンジニアをやっているので分かるのですが、なにかしら自作したポートフォリオがあると、エンジニア転職をする際の書類選考や面接の通過率が格段に上がりますよ。
逆に言うと、ポートフォリオが1つも無いと、書類で落とされる可能性が非常に高くなるので注意が必要です😭
料金はどれくらい?高い?
テックブーストの料金体系は、
入学金 +(月額料金×受講月数)+ メンタリング料
入学金はコースによって異なり、以下の通りです。
コース名 | 料金 |
スタンダードコース | 126,500円 |
ブーストコース | 219,780円(Java以外) 408,320円(Javaの場合) |
Javaを学ぶ場合、入学金が一気に跳ね上がりますね。
Javaを習得しないと稼げないということは一切ないので、特にこだわりがない場合はRubyかPHPを選択すれば良いと思います。
そして、月額の受講料は32,780円となります。
テックブーストは受講期間を3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月のどれかから選ぶことになっているので、それぞれの受講料は以下のようになります。
期間 | 受講料 |
3ヶ月 | 98,340円 |
6ヶ月 | 196,680円 |
12ヶ月 | 393,360円 |
また、テックブーストにはメンタリングという制度があり、一月あたりのメンタリング回数によってメンタリング料金がことなります。
回数 | メンタリング料金 |
毎月4回 | 34,760円 |
毎月6回 | 52,140円 |
毎月8回 | 69,520円 |
以上で説明してきた、入学金・月額料金・メンタリング料の合計がテックブーストの受講料金となります。
例えば、
- Rubyのブーストコース
- 6ヶ月間学習する
- メンタリング回数は毎月4回
とする場合、受講料の計算は以下のようになります。
219,780円(入学金)+ 196,680円(総月額料金)+ 34,760円(メンタリング料金)= 451,220円
ちなみに、対面受講の場合だと、さらに教室利用料が毎月22,000円かかります。(オンライン受講の場合は、教室利用料は発生しないので安心してください)
対面受講?オンライン受講?
テックブーストでは、対面授業もオンライン授業も両方受けることができます。
ただし、対面授業は渋谷にしか教室がないので、渋谷に通える範囲に住んでないと厳しいでしょう。
とはいえ、今の時代オンラインでも不自由なく学べますので、どうしても教室に通いたいという願望が無ければオンライン受講を選べば良いと思います。
逆に対面授業があるプログラミングスクールは珍しいですし、もしあなたが渋谷にアクセス可能な距離に住んでいて、対面授業を受けたいならテックブーストは非常におすすめですね。
講師はどんな人?
テックブーストでは、現役のWebエンジニアもしくは以前エンジニアとして働いていて今は教育に専念している人達から学ぶことができます。
プログラミングスクールの中には、大学生のアルバイトが教えるというところもあるので、しっかりとしたプロのエンジニアから指導してもらえるというのは安心ですね。
無料説明会はある?
結論、テックブーストには無料の説明会があります。
実際に受講を決める前に、あなたが目指したいエンジニア像や勉強したいプログラミング言語、さらに料金や学習ペース等についても親切にカウンセリングしてくれますよ。
無料説明会は、もちろん名前の通り一切お金はかからないですし、色々相談した上で「やっぱりやめた」ということもできるので、悩んでいるならとりあえず相談してみるだけでも良いかと思いますね。
キャリアサポートある?
結論、テックブーストにはキャリアサポート(転職サポート)があります。
テックブーストではプログラミングを学習するだけでなく、カリキュラム終了後のエンジニア転職のサポートもしてくれるので安心して良いでしょう。
というのも、テックブーストを運営している株式会社Branding Engineerがエンジニア転職を支援するサービスを別で運営していたり、フリーランスエンジニア向けの求人サービスも取り扱っているため、あなたがエンジニアとして仕事を受けられるまでしっかりサポートしてくれますよ。
テックブースト(tech boost)のメリット
オリジナルアプリ作成ができる
テックブーストのブーストコースのカリキュラムでは、最終的に自分のオリジナルなアプリを作成することができます。(アプリの構成や諸々の疑問は講師と一緒に考えます)
このオリジナルアプリ作成の何が良いかというと、自分で設計から実装を行うことでシンプルに技術力(プログラミング力)を高めることが可能です。
さらに、実際に転職活動をする際にポートフォリオとして使用でき、技術力のアピールに貢献します。
あなたの技術力を向上させるだけでなく、転職活動に使えるポートフォリオまで用意できるのは一石二鳥ですよね。
人気なサーバーサイド言語を学べる
テックブーストの授業では、
- Ruby
- PHP
- Java
という日本のWeb開発の現場で多く採用されているプログラミング言語を学べます。
沢山の企業で使われている言語を学ぶことで、転職のし易さは格段に上がりますし、エラーで苦戦した時も対処法を分かる人が多いので、この3言語はプログラミング初心者にとっては最適な選択肢でしょう。
プロのエンジニアから教われる
テックブーストでは現役のエンジニア、もしくは以前エンジニアとして実際に働いていた方からプログラミングを学ぶことができます。
何事もその道のプロに教わることが、上達する一番の近道なので、速いスピードで成長したい人には圧倒的におすすめです。
他のプログラミングスクールとかでは、講師が学生のアルバイトだったりすることもありますし、その点テックブーストではリアルなエンジニアから学べるため安心ですね。
エンジニア転職だけでなくフリーランスを目指す道もある
テックブーストには、エンジニア転職を目指す道だけでなく、フリーランスエンジニアになることを目指す道も存在します。
いきなりフリーランスエンジニアを目指せるコースがあるプログラミングスクールはなかなか無いので、フリーランスになることを目標としている場合には非常に合っていると思いますね。
オンラインでいつでもどこでも好きな時に学べる
テックブーストは対面授業もありますが、オンラインのみの受講ができる点がメリットとして挙げられます。
地方に住んでいる方でも、都内近郊に住んでいる方でもオンラインでもできるという方は、料金が安くなるのでオンラインのみの受講でもいいかもしれません。
受講期間を自分で選べる
テックブーストの特徴として、受講生のスケジュールに合わせてカリキュラムを組むことができます。
エンジニアとして就職するために想定される勉強時間が300時間と設定しているので、受講生の1日の勉強時間によって受講期間が何ヶ月になるか決めることができます。
基本的には3、6、12ヶ月から選ぶことができ、料金はプラスになりますが受講期間の延長ができます。
メンタリングの頻度も自分で選べる
テックブーストは、受講生が一回一時間のメンタリングの頻度を選ぶことができます。
頻度は月に、
- 4回
- 6回
- 8回
の三つから選ぶことができ、自分で指導頻度を選ぶことができます。
テックブースト(tech boost)のデメリット
デメリット1:Javaの受講料が高い
前述した通り、Javaを受講したい場合スタンダードコースを選ぶことができず、さらにブーストコースでも他の言語のほぼ倍の値段になってしまいます。
ただJavaは他の言語と比較しても難しい言語であることは間違い無いので、しっかり身につけたいという方にはいいんじゃないかと思います。
デメリット2:料金が格段に安いわけではない
受講する言語によって違いもありますが、以下の表を見ていただくと格段に安いわけでは無いことがわかります。
*テックブーストはブーストコース(Java以外)で3ヶ月、メンタリング4回の場合です。
スクール名 | 料金(税込) | 受講期間 |
teck boost | ¥422,400 | 3ヶ月 |
TeckAcademy Pro | ¥437,800 | 16週間 |
CodeCampGATE | ¥528,000 | 4ヶ月 |
侍エンジニア 転職保証コース | ¥594000 | 16週間 |
コースによっても違いはありますが、格段に安いわけでは無いことは事実です。
デメリット3:対面受講ができるのは渋谷のみ
対面受講できる教室が現在は渋谷のみである点は少しデメリットかもしれません。
もちろんオンラインで受講できるのですが、どうしても対面で受けたいが渋谷にはなかなか行けないという方は難しいかもしれませんね。
テックブースト(tech boost)の良い評判・口コミ
良い口コミとしては以下のような口コミが見受けられました。
- オンラインで受講できるから時間の制約がなく勉強できる!
- メンターが親身に聞いてくれるので、やりやすい!
- カリキュラムとは別に、プロのエンジニアの方が勉強会を開催してくれる。
- 学習ツールがわかりやすく、基礎から順を追って学べるからありがたい
やはりオンラインでも学べる点と、ついてくれるメンターの方が親身になってくれる点がよかったという方が多かったと感じました。
テックブースト(tech boost)の悪い評判・口コミ
逆に悪い口コミとしては以下のようなものが見受けられました。
- 対面での受講が渋谷校だけというのがきつい。
- テキストが文字のみで初心者には難しい
- オンラインでの質問対応は担当者が毎回変わってやりずらい
- 短期的な受講だと料金が割高
一番多く見受けられたのは、校舎が渋谷にしか無い点でした。オンラインでの学習が苦手という方は厳しいかもしれませんね。
テックブースト(tech boost)の評判やメリット&デメリットのまとめ
メリットは
- 自分だけのオリジナルアプリが作成できる
- 人気なサーバーサイド言語をプロのエンジニアから教わることができる
- オンラインでどこでも受講ができる
- エンジニア転職もフリーランスも目指せる
- 受講期間やメンタリング頻度も自分に合わせられる
といったところでしょうか。
逆にデメリットは
- Javaの受講料が高い
- 他と比べて受講料が格段に安いわけでは無い
- 対面での受講は渋谷オンリー
とまとめてみましたが、人それぞれ重視するポイントは違うので、もしマッチすれば検討してみてください!