“async”, “await”とは?
Reactにおいて「async」と「await」は、非同期処理を行うために使用されます。非同期処理を行うことで、JavaScriptは他の処理を同時に実行することができ、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。
「async」と「await」を使うと、コードが同期的に書けるため、非同期処理が終了するまで待機するためのコールバック関数を書く必要がありません。
“async”, “await”を使った具体例
以下は、非同期処理を使用するReactの例です。
// 非同期処理を行う関数を定義
async function fetchData() {
const response = await fetch('https://example.com/api/data');
const data = await response.json();
return data;
}
// fetchData()関数を呼び出してデータを取得する
async function getData() {
try {
const data = await fetchData();
console.log(data);
} catch (error) {
console.error(error);
}
}
この例では、fetchData()
関数で非同期処理を行い、外部APIからデータを取得しています。async
とawait
を使用することで、非同期処理を同期処理のように扱うことができます。await
キーワードは、Promiseオブジェクトが完了するまで待機し、完了後に結果を返します。try...catch
文を使用して、エラー処理を行っています。