本記事では、JavaScriptにおいて連想配列(オブジェクト)のvalueを全て取得する方法について解説します。
ちなみに、JavaScriptで連想配列から全てのkeyを取得する方法については、こちらの記事で詳しく解説していますので、是非参考にしてください。
JavaScriptの連想配列のvalueを全て取得する方法
JavaScriptの連想配列(オブジェクト)のvalueを全てまとめて取得するには、以下の構文を使うことで可能です。
Object.values(連想配列)
上記の構文を使用すると、連想配列内のvalueを全て取得し、1つの配列にまとめられます。
また、配列に格納される各valueのデータ型は元のデータ型のまま格納されます。
連想配列から全てのvalueを取得するコード例
例えば、以下のようなpersonオブジェクトがあるとします。
let person = {
name: '加藤',
age: 30,
gender: 'female',
address: '北海道'
}
上記のオブジェクトから全てのvalueを取得する場合、以下のように記述します。
let result = Object.values(person)
console.log(result) // ['加藤', 30, 'female', '北海道']
personオブジェクト内の全てのvalueが取り出され、1つの配列にまとめられることが分かると思います。
また、その時、文字列型の値は文字列のまま、数値型は数値のままといったように、元のデータ型のまま値が格納されます。